2008年3月8日土曜日

株価は米金融機関の破たんをある程度織り込み済み

米住宅ローン会社のデフォルトをきっかけに大幅安となった東京株式市場だが、悲観一色というわけではない。サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題は米金融機関の破たんという次のステージに入ろうとしているものの、ある程度は織り込み済みであり、政策を適切に打ち出せれば株価は回復するとの声も多い。

 楽観派、悲観派ともに最終地点とみる米金融機関への公的資金注入をいかに早期に実施できるかがポイントとみられている。