2008年3月5日水曜日

サブプライム損20兆円超

米財務省のロワリー次官補は3日、ワシントンで講演し、世界の金融機関がこれまでに公表したサブプライム住宅ローン問題関連の損失額の合計が2000億ドル(約20兆7000億円)を超えたとの集計を明らかにした。

 このうち半分が米国の金融機関の損失で、約4割の750億ドルが欧州、残りがアジア、カナダなどの金融機関という。アジアの国別内訳などは示さなかった。