2008年3月8日土曜日

新銀行東京 融資焦げ付き

東京都が1000億円を出資して設立した新銀行で、貸し付け後に経営破たんした企業への融資は昨年12月末現在で600件に上り、計86億円が焦げ付いていることが6日、新銀行による都議会への説明でわかった。

 返済が6か月以上滞っている融資は1100件、総額132億円であることも判明。いずれも回収が極めて困難な不良債権とみられ、都による400億円の追加出資を巡り、都議会は今後、紛糾することになりそうだ。