2007年12月21日金曜日

メガバンクの米基金出資見送り

20日の東京市場は、メガバンク3行が米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン )に関連した基金への出資を断る方向になったとの報道を受け、金融株が上昇し、19日の米市場でダウが下落した米株相場と異なる展開になった。

 市場には一部で驚きの声も上がり日経平均は一時、前日比100円を超す上昇となった。ただ、マーケットには米金融システムの打撃は根深いとの思惑がくすぶっており、年明け以降の世界経済が波乱含みで展開するとの懸念も出ている。