2008年1月24日木曜日

地銀、保険窓販戦略に温度差

保険商品の銀行窓口販売が昨年末に全面解禁されたのを受け、地方銀行が新たに扱えるようになった医療保険など保障性商品の販売に乗り出している。大手の千葉銀行は今月から、保障性の最も高い死亡保険まで商品メニューを広げた。ただ、地銀全般をみると、顧客に身近で商品内容を説明しやすい医療、がん保険に絞って新規の取り扱いを始める銀行が多い。社内態勢が整うまで、販売を見送る銀行もあり、解禁1カ月で窓販戦略では温度差が出てきている